米では規制緩和のギャラリー写真撮影 日本ではなぜNG?

公開日: 更新日:

 米ツアーは今年3月から、ギャラリーの携帯電話での写真撮影ルールを大幅に緩和した。

 練習ラウンドやプロアマ戦など、本戦前は会場ですべて撮影が可能。本戦が始まってからはプレー中は禁止だが、サインをしている選手と一緒に撮影したり、コースをバックに写真を撮ることができるようになった。米国の携帯電話はシャッター音を消せるということも、ルール緩和の背景にあるようだ。

 だから、スマートフォンを見ながら選手のスコアをチェックしたり、お目当ての選手が何番ホールでプレーしているかが分かるようになった。スーパーショット映像を見たり、あるいは仲間と連絡を取り合ったりと、会場での観戦の楽しみが広がった。

 ただし、動画撮影や音声の録音は禁止されており、「お静かに」の札が上がっている時は、携帯電話に触れてはいけないルールだ。また、携帯電話そのものの持ち込みが禁止されているマスターズなど、4大メジャーに関してはPGAツアーの主催競技ではないため、別のルールとなる。

 一方で、日本ツアーでは携帯電話をいじっているだけで、スタッフが飛んできて「携帯やめてください!」と注意される。通話はもちろん、写真撮影などもってのほかだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希にリリーバーとしての“重大欠陥”…大谷とは真逆の「自己チューぶり」が焦点に

  2. 2

    初の黒人力士だった戦闘竜さんは難病で入院中…「治療で毎月30万円。助けてください」

  3. 3

    吉沢亮は業界人の評判はいいが…足りないものは何か?

  4. 4

    「俺は帰る!」長嶋一茂“王様気取り”にテレビ業界から呆れ声…“親の七光だけで中身ナシ”の末路

  5. 5

    吉沢亮「国宝」150億円突破も手放しで喜べない…堺雅人“半沢直樹ブーム”と似て非なるギャラ高騰の行方

  1. 6

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 7

    巨人・田中将大が好投しても勝てないワケ…“天敵”がズバリ指摘「全然悪くない。ただ…」

  3. 8

    トイレ盗撮も…谷村新司が息子を叱れない“恥ずかしい過去”

  4. 9

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  5. 10

    西野カナ×Perfumeショットにファンびっくり…ザワつき巻き起こした「のっち不在ショット」を読み解く