勢力図異変 日本女子プロは韓国に次いでタイにも抜かれる

公開日: 更新日:

【全英リコー女子OP】

 単独首位発進のアリヤ・ジュタヌガーン(20)がパープレーで逃げ切り、タイ人初のメジャータイトルを手にした。

 最終日は前半2番、6番でバーディーを奪うと、2位に5打差をつけて楽勝パターンかと思われた。

 しかし、タイトルを意識し出してからパットが決まらず、9番ボギー、13番ダブルボギーと崩れ、2位発進イ・ミリム(25=韓国)との差は一気に1打差まで縮まった。ところが17番で5メートルのバーディーパットを決めてスタート時点のスコアに戻して勝利を決めた。

 米ツアー2年目のジュタヌガーンは、今年5月の初優勝から史上初の3戦連続Vを成し遂げた。

 170センチのガッシリした体形の飛ばし屋として知られ、昨年、来日出場した「TOTO ジャパンクラシック」では、ドライバー飛距離293ヤードを記録している。だが、ここ一番の勝負どころでは左に大きく曲がるミスが多いため、今大会ではドライバーを封印。ティーショットでは2番アイアンや3番ウッドで臨み、飛距離より方向性重視のゴルフに徹し、優勝につなげた。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    参政党・神谷宗幣代表が街頭演説でブチまけた激ヤバ「治安維持法」肯定論

  2. 2

    「自公過半数割れ」後の大政局…反石破勢力は「高市早苗首班」で参政党との連立も

  3. 3

    元小結・臥牙丸さんは5年前に引退しすっかりスリムに…故国ジョージアにタイヤを輸出する事業を始めていた

  4. 4

    自民旧安倍派「歩くヘイト」杉田水脈氏は参院選落選危機…なりふり構わぬ超ドブ板選挙を展開中

  5. 5

    「時代に挑んだ男」加納典明(25)中学2年で初体験、行為を終えて感じたのは腹立ちと嫌悪だった

  1. 6

    トップ清水賢治社長に代わったフジテレビの“アニメ推し”が目に余る

  2. 7

    参院選和歌山「二階vs世耕」は血みどろの全面戦争に…“ステルス支援”が一転、本人登場で対立激化

  3. 8

    参政党が消せない“黒歴史”…党員がコメ農家の敵「ジャンボタニシ」拡散、農水省に一喝された過去

  4. 9

    長嶋茂雄さんの引退試合の日にもらった“約束”のグラブを含めてすべての思い出が宝物です

  5. 10

    遠野なぎこさんは広末涼子より“取り扱い注意”な女優だった…事務所もお手上げだった