稼ぎ世界2番目 だからイ・ボミは日本ツアーやめられない

公開日: 更新日:

【アース・モンダミンカップ】

 大会連覇を狙うイ・ボミ(27)が絶好調だ。

 首位発進のこの日もスコアを4つ伸ばし、通算10アンダーで2位。開幕から続けている11試合連続トップ10のツアー記録更新に向け、好位置につけている。

 イ・ボミは6位だった開幕戦を除いて、出場した国内大会ですべてトップ5入りを果たしている。

 さらに昨年の「伊藤園レディス」から14試合連続でトップ10入りしており、16試合連続のツアー記録まであと2試合に迫っている。

 当然、稼ぎも多い。今季はここまで優勝回数こそ1回だが、賞金6871万3332円(11試合)は申ジエ(28)に次いでランク2位。男子を含めた日本ツアー史上最高額約2億3049万円を稼いだ昨年(6846万5066円=11試合終了時)を上回るペースだ。

 イ・ボミは現在、世界ランク15位で韓国勢7番手。目標とするリオ五輪出場は上位4人なので、代表選出は絶望的だ。しかし、稼ぎでは米女子ツアーで戦う韓国人プロに負けていない。同5位で、すでに2勝を挙げて97万1054ドル(約9904万7508円)を稼いでいるキム・セヨン(23)にこそ及ばないものの、同6位で66万7368ドル(約6807万1536円)のチョン・インジ(21)、同9位で2勝を挙げているジャン・ハナ(24)の64万717ドル(約6535万3134円)ら5人より上。つまり韓国人の女子プロとしては、世界で2番目に稼いでいるのだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人がソフトB自由契約・有原航平に「3年20億円規模」の破格条件を準備 満を持しての交渉乗り出しへ

  2. 2

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  3. 3

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  4. 4

    日吉マムシダニに轟いた錦織圭への歓声とタメ息…日本テニス協会はこれを新たな出発点にしてほしい

  5. 5

    巨人正捕手は岸田を筆頭に、甲斐と山瀬が争う構図…ほぼ“出番消失”小林誠司&大城卓三の末路

  1. 6

    「おこめ券」でJAはボロ儲け? 国民から「いらない!」とブーイングでも鈴木農相が執着するワケ

  2. 7

    SBI新生銀が「貯金量107兆円」のJAグループマネーにリーチ…農林中金と資本提携し再上場へ

  3. 8

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    「ばけばけ」苦戦は佐藤浩市の息子で3世俳優・寛一郎のパンチ力不足が一因