県大会V6中 作新学院・小針監督に聞く「安定成績」の秘訣

公開日: 更新日:

「適材適所は考えています。それぞれの得意、不得意を見極め、代走や後半の守備固めもそうですし、『相手投手によって代打もあるよ』という話も直接します。ウチは継投があるわけですから、イコール代打もありますから。その中で、投打の総合力を高めたいと」

――夏を制するにあたって、大事なものは何ですか?

「『強さ』ですね。基本技術のうまさはあっても、投手なら2死満塁のカウント3-2でしっかり抑えることができるか、打者なら打つことができるか。僕自身、そういう立場で結果が残せるか自信はないですが(苦笑)。ただ、そういう状況の中で、技術よりも大事なものがある。勝負強さであったり、精神力が最後に大きく左右します」

――選手全員がチャンスがあると思えば、競争力も芽生え、「強さ」も身につくと。

「今回は秋、春の敗戦から這い上がっていく選手をつくろうと。厳しく明るくという中で、自分自身が自ら努力して野球に取り組み、レベルアップできることが大事。低いレベルじゃなく、高いレベルの競争心を植え付けたいと思っています。ウチだけでなく、他校も含めた中での勝負です」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    名球会入り条件「200勝投手」は絶滅危機…巨人・田中将大でもプロ19年で四苦八苦

  2. 2

    永野芽郁に貼られた「悪女」のレッテル…共演者キラー超えて、今後は“共演NG”続出不可避

  3. 3

    落合監督は投手起用に一切ノータッチ。全面的に任せられたオレはやりがいと緊張感があった

  4. 4

    07年日本S、落合監督とオレが完全試合継続中の山井を八回で降板させた本当の理由(上)

  5. 5

    巨人キャベッジが“舐めプ”から一転…阿部監督ブチギレで襟を正した本当の理由

  1. 6

    今思えばあの時から…落合博満さんが“秘密主義”になったワケ

  2. 7

    巨人・田中将大が好投しても勝てないワケ…“天敵”がズバリ指摘「全然悪くない。ただ…」

  3. 8

    高市早苗氏が必死のイメチェン!「裏金議員隠し」と「ほんわかメーク」で打倒進次郎氏にメラメラ

  4. 9

    世界陸上「前髪あり」今田美桜にファンがうなる 「中森明菜の若かりし頃を彷彿」の相似性

  5. 10

    三角関係報道で蘇った坂口健太郎の"超マメ男"ぶり 永野芽郁を虜…高畑充希の誕生日に手渡した大きな花束