初の金に追い風 女子バド“タカマツ”決勝の相手と7勝4敗

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 勝ったデンマークのペーダーセン(30)、リュダユール(32)組も世界6位の強豪ではある。パワーを兼ね備えた経験豊富な「アラサー」ペア。世界選手権では13年に3位、15年に2位の実績を持つ実力者だが、このデンマークのペアとの対戦戦績は「タカマツ」の7勝4敗。14年4月の国際試合で敗れたのを最後に5勝負けなしと最近は実力差が際立っている。

「決勝の相手が中国だったら、不安はあった。タカマツは世界トップ選手が集まる今季の全英OPで日本勢として38年ぶりに優勝したものの、世界選手権では8強にすら進んだことがない。本人たちも大舞台での実績のなさに不安を抱いていた。相性のいいデンマークのペアが相手なら、精神的にも優位に立てる。中国ペアが負けたことで、金メダルの可能性は90%はある」(協会関係者)

 準決勝後、「あと1試合、やってきたことをすべて出し切れるように頑張りたい」と意気込んだ松友。敵失もあって、金メダルの可能性はグッと上がった。

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