山崎裕之氏が指摘 戦力充実なソフトBに「足りないもの」

公開日: 更新日:

 とうとう形だけの首位と成り果てた。

 ソフトバンクは、18日の西武戦に負けて3連敗。0.5ゲーム差の2位日本ハムが勝ったことで首位転落かと思われたが、勝率ではかろうじてソフトバンクが1厘上。これにより、「マイナス0.5ゲーム差の首位」という珍事となった。

 それでも日ハムに最大11.5ゲーム差をひっくり返されたのは事実。最大の要因はやはり、打線の低迷だろう。オフに昨季31本塁打の主砲、李大浩がメジャー移籍。4番に巧打者の内川を据え、つなぎの野球にシフトした。前半戦は結果が出ていたものの、もっかチーム打率.257はリーグ3位だ。

 評論家の山崎裕之氏は「運もあります」と、こう話す。

「打者には調子の波というものがある。年間を通じて好調を維持している選手なんて、極めてまれなケースですから。ソフトバンクは夏頃から、主力のほとんどが調子を落としている。こればかりは仕方がないと言えば仕方がない」

 しかし、だからといって「打てないから勝てません」では常勝球団には程遠い。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    さすがチンピラ政党…維新「国保逃れ」脱法スキームが大炎上! 入手した“指南書”に書かれていること

  2. 2

    国民民主党の支持率ダダ下がりが止まらない…ついに野党第4党に転落、共産党にも抜かれそうな気配

  3. 3

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  4. 4

    来秋ドラ1候補の高校BIG3は「全員直メジャー」の可能性…日本プロ野球経由は“遠回り”の認識広がる

  5. 5

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  1. 6

    国分太一問題で日テレの「城島&松岡に謝罪」に関係者が抱いた“違和感”

  2. 7

    小林薫&玉置浩二による唯一無二のハーモニー

  3. 8

    脆弱株価、利上げ報道で急落…これが高市経済無策への市場の反応だ

  4. 9

    「東京電力HD」はいまこそ仕掛けのタイミング 無配でも成長力が期待できる

  5. 10

    日本人選手で初めてサングラスとリストバンドを着用した、陰のファッションリーダー