ソフトB城所をボロボロにしたセ・パ投手陣の“レベル差”

公開日: 更新日:

 あの活躍は何だったのか――そう言われても仕方のないのが、ソフトバンクの城所(30)だ。

 交流戦では12球団トップの打率.415。5本塁打、12打点と活躍し、交流戦MVPに輝いた。それが現在は打率.276。リーグ戦再開後に限れば、42打数4安打と打率1割を切っている。

 交流戦で「守備と走塁の選手」から脱却したように見えたものの、ライバル球団に徹底的に研究されているのか。城所本人に聞くと、「それもあると思いますけど……」と、ため息をついて多くを語らない。

 城所と同じく交流戦で活躍し、現在苦しんでいるパのある野手は「パの投手陣は『えぐい』としか言いようがない」と、こう続ける。

「投手のレベルが違いすぎますよ。パの先発にはセのように、『まずはゲームをつくることを第一に』なんて考える投手は、ほとんどいない。セットアッパーやストッパーみたいに、初回から全力で投げてくる。しかも、球速と球威もパの投手陣の方が断然上ですからね。パの野手の打率を見れば一目瞭然ですよ。規定打席に到達して、打率3割を超えているのはロッテの角中ひとりでしょ? つまり、そういうことなんですよ」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    名球会入り条件「200勝投手」は絶滅危機…巨人・田中将大でもプロ19年で四苦八苦

  2. 2

    永野芽郁に貼られた「悪女」のレッテル…共演者キラー超えて、今後は“共演NG”続出不可避

  3. 3

    落合監督は投手起用に一切ノータッチ。全面的に任せられたオレはやりがいと緊張感があった

  4. 4

    07年日本S、落合監督とオレが完全試合継続中の山井を八回で降板させた本当の理由(上)

  5. 5

    巨人キャベッジが“舐めプ”から一転…阿部監督ブチギレで襟を正した本当の理由

  1. 6

    今思えばあの時から…落合博満さんが“秘密主義”になったワケ

  2. 7

    巨人・田中将大が好投しても勝てないワケ…“天敵”がズバリ指摘「全然悪くない。ただ…」

  3. 8

    高市早苗氏が必死のイメチェン!「裏金議員隠し」と「ほんわかメーク」で打倒進次郎氏にメラメラ

  4. 9

    世界陸上「前髪あり」今田美桜にファンがうなる 「中森明菜の若かりし頃を彷彿」の相似性

  5. 10

    三角関係報道で蘇った坂口健太郎の"超マメ男"ぶり 永野芽郁を虜…高畑充希の誕生日に手渡した大きな花束