日ハム“撤退”か? 創価大・田中正義「右肩痛」の深刻度

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 今年のドラフト最大の目玉といえば、創価大の右腕・田中正義。その田中が去る21日、近大産業理工学部との練習試合で150キロを超す速球を投げて話題になった。

 なにしろ4月に右肩を痛めて以来、4カ月ぶりの実戦登板。「右肩はもう心配ない」という声がネット裏のスカウトから上がる一方で、田中の右肩に関してはどこよりも詳しく状態を把握しているはずの日本ハムのスカウトの姿が現場になかったことが他球団を疑心暗鬼にさせた。

「当日は僕も含めて9球団が田中の右肩をチェックしに来たのですが、節目には必ずといっていいくらい顔を見せる日本ハムのスカウトを見かけなかったのです。目立たない場所にいたのならともかく、もし、いなかったとすれば、ひょっとして見切りをつけたんじゃないか、右肩は一時的に回復しただけで実は深刻なんじゃないかとウワサになったのです」(ある球団のスカウト)

 日本ハムは創価大と太いパイプがある。創価大の岸監督の息子がフロントにいるし、過去に小谷野(現オリックス)、八木(現中日)、大塚ら創価大出身の選手を多く獲得している。

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