坂本ようやく覚醒も 巨人クルーズ“尻叩き効果”倍増は来季

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■2年契約の2年目

 一方、2年契約のクルーズは移籍1年目の今季、左足首痛で登録抹消を繰り返した。2度目は2カ月もの長期離脱。この間、検査のために渡米するなど、周囲をヤキモキさせたが、本人は至ってマイペース。8月上旬に復帰して以降も度々「痛い、かゆい」を首脳陣にアピール。高橋監督を困らせた。

「70試合で打率.259、11本塁打。年俸2億4000万円で半分も試合に出ていないんだから、期待外れにもほどがある。『足が痛い』と言うから仕方ないけど、2年契約が来年まで残るから、今年はやる気がないのかもしれない。でも、本来は実力者。契約が切れる来年は働くと球団はみています」(前出の関係者)

 坂本がウカウカできない状況をつくるのも狙いだったが、主将の尻を叩くだけで2億4000万円は高すぎる。契約最終年の来年は「ムラっ気」がある性格は影を潜めると周囲は期待する。坂本といえども簡単に休めない状況を、来季はこの助っ人がつくり出しそうだ。

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