隠岐の海と豪栄道5連勝 白鵬の居ぬ間に日本人優勝の好機

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 もし、白鵬が足のケガで休場していなかったら、話は違っただろう。冒頭の親方が言う。

「白鵬は序盤こそしのげば、後は安定した相撲を取れますからね。いくら他の力士が快進撃を見せようが、『どうせ後半に強い白鵬が優勝するんじゃないか』という雰囲気が、これまではあった。その白鵬がいないのだから、誰が優勝してもおかしくない。そりゃあ、力士も『今場所こそは!』と燃えていますよ」

 とはいえ、それはそれで情けない話。裏を返せば、白鵬がいたらハナから優勝を諦めていることに等しい。

 日本人力士の快進撃も、一時の「バブル」で終わりそうだ。

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