古参ファンは辟易 相撲協会の“稀勢の里ゴリ押し”必要か?

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 相撲協会も従来の好角家以外のファン層を取り込むべく、さまざまな戦略を打ち出した。「和装デー」もそのひとつ。和服を着た来場者に特典をつけるというもので、「相撲は興味ないけど和服を着るきっかけが欲しかった」という来場者もいたほどだ。他にも協会公式LINEに登録すると、先着数百人に非売品のグッズをプレゼントする企画も行っている。

稀勢の里を不幸にしたいのか

 かつて、協会は「相撲人気回復のためには、日本人横綱をつくる必要がある」と主張してきた。しかし、現状はどうか。今場所は稀勢の里が序盤に失速するも、隠岐の海が2横綱3大関を撃破する快進撃。その隠岐の海も全勝の大関豪栄道に土をつけられた。

 そうしたさまざまな“事件”も、集客にはほぼ影響なし。初日の時点で前売り券が売り切れているのだから、日本人横綱が生まれようが生まれまいが相撲人気は当面、安泰だろう。

 それでも協会内には、2敗の稀勢の里の昇進を諦めていない者もいる。いくら日本人でも弱い横綱など、ファンは誰も望んでいない。地位にふさわしい力量もないのに昇進させられるとすれば、稀勢の里をも不幸にする。

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