メジャーと悩みプロ志望届…創価大・田中の“建前と本音”

公開日: 更新日:

 今秋ドラフトの目玉候補、最速156キロ右腕の創価大・田中正義(4年=創価)が3日、プロ志望届を提出した。前日に直前までメジャーと悩み、進路を国内に絞ったことを明かしていた。

「指名していただいた球団で必死にやる。先を見ていいことはない。いつまでに(メジャーへ)行きたいとかはない」と話していたが、これは“建前”ともっぱらだ。

 日本ハム大谷と同じ年のバリバリのメジャー世代。例えばポスティングを認めない巨人なら、海外FA権を取得するまで9年もかかるのだ。ソフトバンクもこれを認めていない。

 ポスティングを容認するかは、日本球界で賛否両論あるが、田中本人の立場なら、行けるなら早い方がいいに決まっている――。

 田中はそんな自由な球団に指名されることを願っている。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    新生阿部巨人は早くも道険し…「疑問残る」コーチ人事にOBが痛烈批判

  2. 2

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  3. 3

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  4. 4

    大谷翔平の来春WBC「二刀流封印」に現実味…ドジャース首脳陣が危機感募らすワールドシリーズの深刻疲労

  5. 5

    巨人桑田二軍監督の“排除”に「原前監督が動いた説」浮上…事実上のクビは必然だった

  1. 6

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  2. 7

    維新・藤田共同代表にも「政治とカネ」問題が直撃! 公設秘書への公金2000万円還流疑惑

  3. 8

    35年前の大阪花博の巨大な塔&中国庭園は廃墟同然…「鶴見緑地」を歩いて考えたレガシーのあり方

  4. 9

    米国が「サナエノミクス」にNO! 日銀に「利上げするな」と圧力かける高市政権に強力牽制

  5. 10

    世界陸上「前髪あり」今田美桜にファンがうなる 「中森明菜の若かりし頃を彷彿」の相似性