新規参入5年でCSへ DeNA前オーナーは快挙どう見た<前編>

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 11年オフの新規参入から5年。DeNAが球団史上初のCS進出を果たした。参入時から15年1月までオーナーを務めた春田真氏(47=株式会社ベータカタリスト代表取締役CEO)はこの快挙をどう見たのか。中畑前監督の招聘、グリエル獲得の裏側などもあわせて聞いた。

■「中畑さんは最大の功労者」

――新規参入から5年でCS進出。観客動員も球団史上最多の約194万人を記録しました。

「オーナー職から離れましたが、うれしいですね。先日、南場さん(オーナー)から、CSが決まった直後に高田さん(GM)が『春田さんとの約束を2年遅れでしたけど達成できましたね』と言ったと聞きました。後日、高田さんにお会いしたときも『2年遅れでしたが、ここまで来ましたね』と。最初に『3年でCS、5年で優勝』という目標設定を置き、そこに向かって動いた結果だと思う。経営面でも『3年で黒字』ということで、細かい数字は分かりませんが、遅れはありつつも、達成できると聞いています」

――5年前にこの結果は想像できましたか?

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