早ければ3年後 三浦がDeNA監督になってハマスタに戻る日

公開日: 更新日:

「指導者という夢もありますけど、もっと勉強しないといけない。将来的には横浜に戻りたい」

 20日、DeNAの三浦大輔(42)が現役引退を電撃発表。記者会見で将来的な現場復帰についてこう答えた。

 プロ25年目の今季は0勝2敗。93年から23年連続で勝利を挙げてきたハマの番長は、16日の阪神戦で負け投手となり、引退を決断したという。

 15年に兼任コーチになって以降は、若手の指導にも積極的に関わってきた。身ぶり手ぶりでの技術指導もさることながら、井納は「投手としての立ち居振る舞いも含めて教えてもらった」と話すなど、投手としての心構えも惜しみなく伝授した。

「打たれることもあるが、一人で野球をやっているわけではない。しっかり準備してグラウンドに立つ責任を感じて忘れないでほしい」

 こう語った三浦は今後、いったんチームを離れるが、「次期監督としての立場は揺るぎない」と、横浜OBがこう続ける。

「功労者でファンに高い人気を誇る三浦は、球団から進退を一任されていた。今季、もしラミレス監督が5位や6位に低迷していたら、来季から『三浦監督』になってもおかしくなかった。それくらい球団内での三浦に対する評価は高い」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 野球のアクセスランキング

  1. 1

    「おまえになんか、値がつかないよ」編成本部長の捨て台詞でFA宣言を決意した

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  3. 3

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  4. 4

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  5. 5

    ドジャース大谷翔平32歳「今がピーク説」の不穏…来季以降は一気に下降線をたどる可能性も

  1. 6

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  2. 7

    査定担当から浴びせられた辛辣な低評価の数々…球団はオレを必要としているのかと疑念を抱くようになった

  3. 8

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  4. 9

    侍Jと大谷翔平がWBCで直面するMLBからの嫌がらせ…過去何度も味わった手段選ばぬヤリ口に要警戒

  5. 10

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  2. 2

    国分太一問題で日テレの「城島&松岡に謝罪」に関係者が抱いた“違和感”

  3. 3

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  4. 4

    片山さつき財務相の居直り開催を逆手に…高市首相「大臣規範」見直しで“パーティー解禁”の支離滅裂

  5. 5

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  1. 6

    小林薫&玉置浩二による唯一無二のハーモニー

  2. 7

    森田望智は苦節15年の苦労人 “ワキ毛の女王”経てブレーク…アラサーで「朝ドラ女優」抜擢のワケ

  3. 8

    臨時国会きょう閉会…維新「改革のセンターピン」定数削減頓挫、連立の“絶対条件”総崩れで手柄ゼロ

  4. 9

    阪神・佐藤輝明をドジャースが「囲い込み」か…山本由伸や朗希と関係深い広告代理店の影も見え隠れ

  5. 10

    阪神・才木浩人が今オフメジャー行きに球団「NO」で…佐藤輝明の来オフ米挑戦に大きな暗雲