GP初戦は2位 “ガラスのエース”羽生結弦に付きまとう不安

公開日: 更新日:

 フィギュアスケート男子の羽生結弦(21)が、29日(日本時間30日)のスケートカナダ最終日のフリーに出場。前日のショートプログラム(SP)での失敗が響き、優勝したパトリック・チャン(カナダ)に次ぐ2位に終わった。

 冒頭の4回転ループで転倒し、4回転サルコーも失敗。後半に挽回し、183・41点は出場選手中トップとはいえ、自己ベストより30点以上も低かった。

 SPでもジャンプミスを連発し、まさかの4位。総合263.06点は昨年GPファイナルで叩き出した、自らが持つ歴代1位の330.43には遠く及ばなかった。

「4回転サルコー、4回転トーループは自分にしてはちょっと着地が甘かった。いい勉強になりました」

 と語った羽生。SPでは技術点が演技構成点を下回り、フリーではその逆。オーサー・コーチは「負けた理由は演技構成点。少しジャンプにこだわり過ぎていた」と敗因を分析した。

 あるフィギュア関係者は「今回の結果は、本人も羽生陣営も気にしてない」と、こう話す。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  2. 2

    マエケンは「田中将大を反面教師に」…巨人とヤクルトを蹴って楽天入りの深層

  3. 3

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  4. 4

    SBI新生銀が「貯金量107兆円」のJAグループマネーにリーチ…農林中金と資本提携し再上場へ

  5. 5

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  1. 6

    陰謀論もここまで? 美智子上皇后様をめぐりXで怪しい主張相次ぐ

  2. 7

    白木彩奈は“あの頃のガッキー”にも通じる輝きを放つ

  3. 8

    渋野日向子の今季米ツアー獲得賞金「約6933万円」の衝撃…23試合でトップ10入りたった1回

  4. 9

    12.2保険証全面切り替えで「いったん10割負担」が激増! 血税溶かすマイナトラブル“無間地獄”の愚

  5. 10

    日本相撲協会・八角理事長に聞く 貴景勝はなぜ横綱になれない? 貴乃花の元弟子だから?