サウジに勝って再認識…本田圭佑は日本代表に必要ない?
ロシアW杯出場のためには、絶対に落とせない大一番のスタメンに、日本の大黒柱を自任する男の名前がなかった。
最終予選B組首位のサウジアラビア(FIFAランク54位)との一戦(15日)でイタリア・ミラン所属のFW本田圭佑(30)が先発から外れ、ベンチスタートとなったのである。
B組3位の日本(同ランク51位)は前半終了間際にMF清武弘嗣(27)のPKで先制。1─0で折り返した後半、本田が代表初先発のFW久保裕也(22)に代わって投入され、定位置である3トップの「右」に入った。
何とかボールに絡んで存在感を示そうとする本田だが、チームメートからのロングパスに追い付けない、ゴール前に入る動きが緩慢でラストパスに合わせられない、キープしようとして簡単にボールを奪われるといったシーンが目に付いた。
サウジ戦の前に「オレが代表から外される理由がない」「オレが代表にふさわしいのか、それは自分で判断できる」と豪語していた本田にとってベンチスタートは、屈辱以外の何ものでもない。 しかし、ミランでも今季計81分(3試合)の出場と戦力外の烙印を押され、落ち目の三度笠の本田は、果たして日本代表に必要な選手なのか?