本田頼みと珍交代で豪と分け 「ハリルの限界見えた」の声

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「勝ち点1を獲得したのではなく、勝ち点(3を取れなくて)2を失ってしまった感じがする」

 ロシアW杯アジア最終予選でオーストラリアとのアウェーの大一番(11日)がドロー決着となり、試合の後はハリルホジッチ監督、FW本田圭佑(30=ミラン)、MF長谷部誠(32=フランクフルト)が、悔しげな表情を浮かべながらコメントした。

 予選B組で2勝1敗の日本は4位と出遅れ、対するオーストラリアは2勝1分けで1位。日本は引き分けて勝ち点1ゲットではなく、勝ち点3を持ち帰りたいところ。大事な試合でハリルホジッチ監督は、本田を12年10月のブラジル戦以来4年ぶりとなる1トップの大胆起用に打って出た。

 前半5分、その本田が絶妙スルーパスで先制ゴールをお膳立てした。

 中盤左サイドでFW原口がボールを奪い、MF長谷部経由で本田の足元にボールが入った。

 ゴールに向かって全力疾走の原口にスルーパスが入り、GKと1対1の場面で原口が左足シュート。流れの中から小気味良い先制弾である。

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