今年も好条件で“選手買い” オリックスの懲りないFA戦略

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 ここ数年の話だ。あるFA選手が阪神オリックスを含めた複数の球団と交渉、中で最も条件が良かったのはオリックスだったという。

 2年前のオフ、オリックスはFA選手を買い漁った。エース金子を「4年20億円」で残留させたうえ、米国帰りの中島と「3年最大12億円」で契約。当時は「総額30億円補強」とスポーツマスコミを賑わせたものの、15年はリーグ5位、今年は最下位に沈んだ。

 編成責任者だった瀬戸山球団本部長は、このオフ、退任。大金をつぎ込んで結果が出なかったのだから、ここまで責任を問われなかったことがむしろ不思議だが、編成担当者が代わっても球団方針は変わらないようだ。

 長村球団本部長は15日、日本ハムからFA権行使を表明した陽岱鋼(29)の獲得を目指していることを明らかにした。「代理人と話している段階。条件を含めた詳しい内容は言えない」と長村球団本部長は言う。

 オリックスが35歳のFA糸井を引き留めるために提示した金額は「4年18億円」といわれる。陽に対してもおそらくケタ違いの金額を提示しているに違いない。

 ちなみに冒頭の選手は、それでもオリックスに行かなかった。周囲は「行かずに大正解」と話しているそうだ。

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