また序盤KO…オリ1位・山岡は周囲の“雑音”吹き飛ばせるか

公開日: 更新日:

 メッタ打ちでも悲嘆することはない。

 オリックスからドラフト1位指名された山岡泰輔(東京ガス)が、3日の社会人野球日本選手権初戦で二回途中7安打6失点の大炎上。ネット裏で見守った福良監督の顔を引きつらせた。

 今季のドラフトは田中正義(創価大)をはじめ、大学・高校に好投手が目白押し。しかし、そこは今季最下位に沈んだオリックス。2ケタ勝利は西だけという事情もあり、即戦力と評価されていた山岡が1位指名された。

 山岡は10月に行われたDeNAとの練習試合でも3回11安打5失点。こうも序盤でのKO劇が続いたことで、周囲から「田中や佐々木(桜美林大)を指名すればよかったのに」と、雑音が出るのは時間の問題だろう。

 もっとも、山岡は高卒社会人の21歳。ドラフトで指名された大卒選手よりも1学年下だ。それだけに成長の余地もまだまだ残っている。

 甲子園に出場した瀬戸内高3年時にはダルビッシュ(レンジャーズ)に「動画見たけど、これは一番だわと思いました」と絶賛された山岡。焦ることは何もない。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    もしやり直せるなら、入学しない…暴力に翻弄されたPL学園野球部の事実上の廃部状態に思うこと

  2. 2

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  3. 3

    永野芽郁は疑惑晴れずも日曜劇場「キャスター」降板回避か…田中圭・妻の出方次第という見方も

  4. 4

    巨人阿部監督が見切り発車で田中将大に「ローテ当確」出した本当の理由とは???

  5. 5

    「高島屋」の営業利益が過去最高を更新…百貨店衰退期に“独り勝ち”が続く背景

  1. 6

    かつて控えだった同級生は、わずか27歳でなぜPL学園監督になれたのか

  2. 7

    JLPGA専務理事内定が人知れず“降格”に急転!背景に“不適切発言”疑惑と見え隠れする隠蔽体質

  3. 8

    「俳優座」の精神を反故にした無茶苦茶な日本の文化行政

  4. 9

    (72)寅さんをやり込めた、とっておきの「博さん語録」

  5. 10

    第3の男?イケメン俳優が永野芽郁の"不倫記事"をリポストして物議…終わらない騒動