また序盤KO…オリ1位・山岡は周囲の“雑音”吹き飛ばせるか

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 メッタ打ちでも悲嘆することはない。

 オリックスからドラフト1位指名された山岡泰輔(東京ガス)が、3日の社会人野球日本選手権初戦で二回途中7安打6失点の大炎上。ネット裏で見守った福良監督の顔を引きつらせた。

 今季のドラフトは田中正義(創価大)をはじめ、大学・高校に好投手が目白押し。しかし、そこは今季最下位に沈んだオリックス。2ケタ勝利は西だけという事情もあり、即戦力と評価されていた山岡が1位指名された。

 山岡は10月に行われたDeNAとの練習試合でも3回11安打5失点。こうも序盤でのKO劇が続いたことで、周囲から「田中や佐々木(桜美林大)を指名すればよかったのに」と、雑音が出るのは時間の問題だろう。

 もっとも、山岡は高卒社会人の21歳。ドラフトで指名された大卒選手よりも1学年下だ。それだけに成長の余地もまだまだ残っている。

 甲子園に出場した瀬戸内高3年時にはダルビッシュ(レンジャーズ)に「動画見たけど、これは一番だわと思いました」と絶賛された山岡。焦ることは何もない。

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