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巨人若手に漂う不信…山口俊“人的補償”で移籍志願続出か

 総額30億円を超える特大補強の火種が、水面下でくすぶっている。

 このオフはDeNAから山口俊、ソフトバンクから森福、日本ハムから陽と史上初となる同一オフFA3選手取りを敢行した巨人。日本ハムとのトレードで吉川光と石川、外国人は4番候補として元楽天のマギー、守護神候補としてマリナーズの164キロ右腕・カミネロも獲得した。スポーツ紙などは「ほとんどのポジションをバランス良く補強」などと能天気に評価しているが、巨人の若手選手の多くがため息をついているという。

 山口俊の人的補償を選択できるDeNAの高田GMは、獲得可能リストの中に「魅力ある選手がいた」と明言している。投手が濃厚だが、巨人に通達するのは年明けになる見込み。巨人のある若手は「手を挙げたいくらいですよ」と声を潜めてこう言った。

「阿部さんが、『オレもうかうかしていられない。読売ファイターズみたい』とイベントで発言していて、共感した後輩も多いんじゃないですか。球団や首脳陣は『競争』と言うけれど、それが建前なのはみんな分かっている。現実問題として若手が出る幕はほとんどないだろうし、台頭するチャンスもないでしょう。それならDeNAか日本ハムに人的補償で移籍したい。そんな連中が続出しているんです。この前、楽天にトレードされた小山さんがチーム内では『いいな~』とうらやましがられています」

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