巨人・岡本 ポジションなくても「レギュラー取れ」の難題

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 高橋監督も「打ってくれれば、あとはこっちが(守備位置は)考える」と明言する。みんなでよってたかって「守れなくていいから打て」と言うからプレッシャーだ。打つだけなら「3割、30本塁打以上」の中軸級の成績が求められる。かつてラミレス(現DeNA監督)が「4番・レフト」だった頃、最初の3年間(08年~)は3割、30本以上をクリアした。だからこそ、度重なる拙守もおとがめなしだった。

 岡本は「ポジションのこだわり? 将来的にサードでやりたい気持ちはあるが、打って結果を残せば選択肢も広がると思う」と本音をのぞかせたものの、三塁を守れるのはいつになるか。

 今年、村田から三塁のレギュラーの座を奪っておけば……。ハードルが上がった後に悔やんでももう遅い。

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