有望選手続々 高校駅伝にも吹き荒れる“ケニア旋風”の実情

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 男子も世羅(広島)や仙台育英などが積極的にケニア人留学生を受け入れ、全国大会で好成績を出してきた。

 正月の箱根大学駅伝でも、スピードのあるケニア選手がよく区間賞を取る。チームの原動力になる彼らは、いわば助っ人ランナー。当然、そこには経費が発生する。ある陸上関係者がその実情についてこう語る。

「高校と大学の違いはあるが、ケニア人留学生には1人年間300万~400万円ほどの費用がかかる。衣食住に、年に1回ケニアに戻る航空券、毎月の小遣いに、代理人に払う手数料です。決して安くはないが、彼らの活躍で学校が注目されたら安いものです」

 安いか高いかは成績次第だが……。

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