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「ボールはボール」 大谷翔平はWBC球へ泰然自若の心構え

 日本のプロ野球選手がメジャー挑戦する際、必ずといっていいくらい話題に上るのがボールやマウンドの差異だ。

 例えばメジャー公認球は、プロ野球の統一球と比べて大きく滑りやすい。しっかりと握って投げる必要があるせいか、特に投手は前腕に負担がかかるといわれる。それが肩肘の故障につながるケースも中にはある。

 WBCの使用球はメジャー球とほぼ一緒。それなりの対処が必要なのは言うまでもないが、問題なのは米国仕様のボールやマウンドに向き合う姿勢ではないか。

 かつてヤンキースでプレーした井川慶は最後まで硬いマウンドに不満タラタラ、だから日本にいたときのようにチェンジアップが抜けないとコボしていた。レッドソックス時代の松坂大輔も、しきりに滑るボールや米国流の調整法をボヤいていた。

 しかし、ボールやマウンドにケチをつけても意味がないし、結果が出なかったときの言い訳にしか聞こえない。ボールや環境が変われば、ブーたれるより何より先にそれを受け入れ、どうすべきかを考えてしかるべき。それをしなかった井川は5年間でわずか2勝(3敗)。松坂はメジャー3年目以降、パッとしなかった。

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