世界一に触れる好機 ハム練習試合をカブスのキャンプ地で

公開日: 更新日:

「なんで世界一になれたのか。ワールドシリーズは見ていたし、気になることがたくさんあった」

 栗山監督がこう言った。

 日本ハムは30日(日本時間31日)、2月8日に行う韓国プロ野球KTとの練習試合を、アリゾナ州ピオリアからメサに変更すると発表。108年ぶりにワールドシリーズを制覇したカブスのキャンプ地である同地を実際に視察した栗山監督は、「選手には何かを感じてもらえると思う」と言うのだ。

 日本ハムがキャンプで利用しているのはパドレスの施設。わざわざ“本拠地”を離れ、南東に車で1時間近くかかる球場で試合をする本当の狙いはともかく、世界一チームのキャンプ施設を肌で感じることは確かに意味がある。

 中でも早ければ今オフにもメジャー挑戦する大谷翔平は目からウロコではないか。現地での実戦登板はほとんど不可能でも、ワールドシリーズを制したチームの関係者と接触するチャンスは山ほどあるからだ。

 なにしろカブスにはレッドソックスでも世界一になったエプスタイン編成本部長(43)や、最優秀監督賞を3回受賞したマドン監督(62)がいる。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  2. 2

    マエケンは「田中将大を反面教師に」…巨人とヤクルトを蹴って楽天入りの深層

  3. 3

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  4. 4

    SBI新生銀が「貯金量107兆円」のJAグループマネーにリーチ…農林中金と資本提携し再上場へ

  5. 5

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  1. 6

    陰謀論もここまで? 美智子上皇后様をめぐりXで怪しい主張相次ぐ

  2. 7

    白木彩奈は“あの頃のガッキー”にも通じる輝きを放つ

  3. 8

    渋野日向子の今季米ツアー獲得賞金「約6933万円」の衝撃…23試合でトップ10入りたった1回

  4. 9

    12.2保険証全面切り替えで「いったん10割負担」が激増! 血税溶かすマイナトラブル“無間地獄”の愚

  5. 10

    日本相撲協会・八角理事長に聞く 貴景勝はなぜ横綱になれない? 貴乃花の元弟子だから?