メジャーが新ストライクゾーン 大打撃受ける日本人投手は

公開日: 更新日:

 MLBが早ければ今季開幕からストライクゾーンを変更するという。

 6日(日本時間7日)のスポーツ専門チャンネル「ESPN」(電子版)によれば、新ストライクゾーンは下限を膝頭の下部から上部まで約2インチ(約5センチ)上げるという。すでにMLBでは競技委員会と規則委員会が承認しており、選手会が合意すれば採用される。

 新ゾーンは高め(肩の上端)の変更はないため、昨季までと比べてゾーン自体は狭くなる。打者有利にして打撃戦を増やす狙いだが、ゾーン変更で最も打撃を受ける日本人投手は誰か。

「これまで低めの変化球を振らせたり、打ち取ってきた投手が影響を受けるはずです。日本人で当てはまるのは田中(ヤンキース)、岩隈(マリナーズ)、上原(カブス)、田沢(マーリンズ)の4人。田中を筆頭に、いずれもワンバウンドや地面スレスレに落ちるスプリットを決め球にしており、新ストライクゾーンが適用されれば、当然、相手打者は手を出さなくなる。特にスプリットを多投する田中は対応に苦労するでしょう。中でも左打者はスプリットで抑えてきただけに、昨季38本塁打のデービス(オリオールズ)ら強打の左打者から食らう一発が増えるかもしれません」(スポーツライター・友成那智氏)

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    世良公則氏やラサール石井氏らが“古希目前”で参院選出馬のナゼ…カネと名誉よりも大きな「ある理由」

  2. 2

    国分太一が社長「TOKIO-BA」に和牛巨額詐欺事件の跡地疑惑…東京ドーム2個分で廃墟化危機

  3. 3

    浜田省吾が吉田拓郎のバックバンド時代にやらかしたシンバル転倒事件

  4. 4

    “お荷物”佐々木朗希のマイナー落ちはド軍にとっても“好都合”の理由とは?

  5. 5

    「いま本当にすごい子役」2位 小林麻央×市川団十郎白猿の愛娘・堀越麗禾“本格女優”のポテンシャル

  1. 6

    幼稚舎ではなく中等部から慶応に入った芦田愛菜の賢すぎる選択…「マルモ」で多忙だった小学生時代

  2. 7

    「徹子の部屋」「オールナイトニッポン」に出演…三笠宮家の彬子女王が皇室史を変えたワケ

  3. 8

    TOKIO解散劇のウラでリーダー城島茂の「キナ臭い話」に再注目も真相は闇の中へ…

  4. 9

    新横綱・大の里の筆頭対抗馬は“あの力士”…過去戦績は6勝2敗、幕内の土俵で唯一勝ち越し

  5. 10

    フジテレビ系「不思議体験ファイル」で7月5日大災難説“あおり過ぎ”で視聴者から苦情殺到