ハム守護神・増井が語る プレミア12の敗因と国際大会の罠

公開日: 更新日:

 昨季、先発でも結果を残すなど、経験豊富な日本ハムの守護神、増井浩俊(32)。WBC球の対処法と継投失敗によって3位に終わった15年「プレミア12」の苦い敗戦から得たものを振り返ってもらった。

――フォークが武器。WBC球はNPB球と違い、フォークが抜けやすいといわれる。

「すっぽ抜けないように握りを改良しました。NPB球は縫い目を外して革のところに指を置いているんですけど、WBC球では革の部分がツルッといってしまう。縫い目に指を置き、抜けないようにしているので、今のところは問題ないです」

――縫い目にかけることで落ち方に変化はある?

「自分としては、とにかく落ちてくれればいい。変化の仕方も問題ないですし、これでいけるかなという感じです」

――WBCでの役割は、当初は第2先発という話があった。

「第2先発をやるとすれば、球数制限(1次ラウンドは65球など)のある中で、イニングの途中から行く場面もあるでしょうし、大事なポジションになるでしょう。リリーフも先発も経験しているのは、そういうところで生きてくるのかなと」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「おまえになんか、値がつかないよ」編成本部長の捨て台詞でFA宣言を決意した

  2. 2

    【原田真二と秋元康】が10歳上の沢田研二に提供した『ノンポリシー』のこと

  3. 3

    カーリング女子フォルティウスのミラノ五輪表彰台は23歳リザーブ小林未奈の「夜活」次第

  4. 4

    3度目の日本記録更新 マラソン大迫傑は目的と手段が明確で“分かりやすい”から面白い

  5. 5

    国分太一“追放”騒動…日テレが一転して平謝りのウラを読む

  1. 6

    福山雅治&稲葉浩志の“新ラブソング”がクリスマス定番曲に殴り込み! 名曲「クリスマス・イブ」などに迫るか

  2. 7

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  3. 8

    松岡昌宏も日テレに"反撃"…すでに元TOKIO不在の『ザ!鉄腕!DASH!!』がそれでも番組を打ち切れなかった事情

  4. 9

    年末年始はウッチャンナンチャンのかつての人気番組が放送…“復活特番”はどんなタイミングで決まるの?

  5. 10

    査定担当から浴びせられた辛辣な低評価の数々…球団はオレを必要としているのかと疑念を抱くようになった