ハム守護神・増井が語る プレミア12の敗因と国際大会の罠

公開日: 更新日:

――そして九回、無死満塁で登板した松井(楽天)が1人目の打者に押し出し四球を与えたところで増井投手にスイッチ。逆転タイムリーを浴びた。

「僕が出ていった場面も、まさか1人で代わると思っていなかった自分もいました。準備できなかったところは反省点です」

――国際大会は継投が難しいが、そういう場面も経験できた。

「そうですね。リリーフ投手の立場として言うと、順番や役割がハッキリした方が準備がしやすいのかなというのはありますが、僕自身、国際大会ではいろんなことがあるんだということがわかりましたし、経験したことはWBCを戦うにあたり、大きいと思います」

――先発、リリーフと経験豊富。本番ではさまざまな場面での起用も想定される。

「合宿が始まったら緊張感はヤバイと思いますけど(苦笑い)。どんな場面でも行けるというところを評価してもらっての選出だと思っていますし、経験をフルに生かしたい。どんな場面でも使ってもらえればなと思います」

【連載】WBC日本代表連続直撃「侍を斬る」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  2. 2

    大谷翔平の来春WBC「二刀流封印」に現実味…ドジャース首脳陣が危機感募らすワールドシリーズの深刻疲労

  3. 3

    前田健太は巨人入りが最有力か…古巣広島は早期撤退、「夫人の意向」と「本拠地の相性」がカギ

  4. 4

    新生阿部巨人は早くも道険し…「疑問残る」コーチ人事にOBが痛烈批判

  5. 5

    来春WBCは日本人メジャー選手壊滅危機…ダル出場絶望、大谷&山本は参加不透明で“スカスカ侍J”に現実味

  1. 6

    詞と曲の革命児が出会った岩崎宏美という奇跡の突然変異種

  2. 7

    高市政権にも「政治とカネ」大噴出…林総務相と城内経済財政相が“文春砲”被弾でもう立ち往生

  3. 8

    「もう野球やめたる!」…俺は高卒1年目の森野将彦に“泣かされた”

  4. 9

    連立与党の維新が迫られる“踏み絵”…企業・団体献金「規制強化」公明・国民案に立憲も協力

  5. 10

    新米売れず、ささやかれる年末の米価暴落…コメ卸最大手トップが異例言及の波紋