侍J抑え候補 ヤクルト秋吉を悩ますWBC球「7グラム」の壁

公開日: 更新日:

 WBCで抑え候補に挙がっているヤクルト秋吉亮(27)。さる9日に小久保裕紀監督が視察に訪れた際は「今すぐにでも投げられそう」と対応力の高さに驚いていたが、秋吉にはある葛藤があるという。胸の内を聞いた。

――14日の韓国KIAとの練習試合の九回に登板。1回1奪三振で1安打無失点だった。しかし、投げたのはNPBの球だった。なぜWBC球を使わなかったのか?

「(WBC球は)1ダースくらいしか余っていませんし。まあ、ベトベト感とか指へのかかり方は相変わらずいつものボールとは違うので、なるべくいろんなところでは投げたいんですけどね」

■NPB球は「スーパーボールみたい」

――そろそろ実戦でも投げていきたいのでは。

「そうですね、まだWBC球でバッピ(打撃投手)もやっていないので。投内連係もNPB球だし。(17日の)DeNA戦のときまでに余っていれば(WBC球を)使うかもしれないです」

――実戦で使うためにはボールの数が少ない?

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    自民党は戦々恐々…公明党「連立離脱」なら次の衆院選で93人が落選危機

  2. 2

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  3. 3

    俺と巨人ガルベスの大乱闘の一部始終…落合博満さんのヘッドロックには気を失いかけた

  4. 4

    ドジャース佐々木朗希の抑え起用に太鼓判も…上原浩治氏と橋本清氏が口を揃える「不安要素」

  5. 5

    今オフ日本史上最多5人がメジャー挑戦!阪神才木は“藤川監督が後押し”、西武Wエースにヤクルト村上、巨人岡本まで

  1. 6

    侍J井端監督 強化試合メンバー発表の裏に「3つの深謀遠慮」…巨人・岡本和真が当選のまさか

  2. 7

    メジャー今オフにも「二刀流ルール」撤廃の可能性…ドジャース&大谷翔平に他球団のやっかみ集中

  3. 8

    “児童ポルノ”で衝撃逮捕!日本サッカー協会・影山技術委員長の素性…「精神的な負担を抱えていた」の声も

  4. 9

    奈良の鹿愛護会が語った現場のリアル…「シカさんをいじめるな!」の裏に横たわっている大問題

  5. 10

    万博協会も大阪府も元請けも「詐欺師」…パビリオン工事費未払い被害者が実名告発