平昌V最有力 小平を追う海外強豪“1000分の1ミリ差”の戦い

公開日: 更新日:

■強豪国が力を入れる「刃」の改良

 スピードスケーターは毎年のように刃の改良を図っており、選手によってはシーズン中でも、氷面と刃の接触部分を1000分の1ミリ単位で削るなどの調節を繰り返している。強豪のオランダ、カナダなど海外では、実戦を通じて刃を調整する選手が大半だ。ましてや、今季は五輪のプレシーズンだけに、シューズの完成に時間を費やすのは当然のこと。海外勢は過去にも、シューズのルールが変更されるたびに、五輪本番でピークに達するように調整してきた。

 小平は今季の滑りについて「まだ伸ばせる部分はあると思う」と話している。平昌で表彰台に上がるには、技術的なことはもちろん、刃の更なる改良も必要だ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    横浜とのFA交渉で引っ掛かった森祇晶監督の冷淡 落合博満さんは非通知着信で「探り」を入れてきた

  2. 2

    複雑なコードとリズムを世に広めた編曲 松任谷正隆の偉業

  3. 3

    中学受験で慶応普通部に進んだ石坂浩二も圧倒された「幼稚舎」組の生意気さ 大学時代に石井ふく子の目にとまる

  4. 4

    ドジャース内野手ベッツのWBC不参加は大谷翔平、佐々木朗希、山本由伸のレギュラーシーズンに追い風

  5. 5

    「年賀状じまい」宣言は失礼になる? SNS《正月早々、気分が悪い》の心理と伝え方の正解

  1. 6

    国宝級イケメンの松村北斗は転校した堀越高校から亜細亜大に進学 仕事と学業の両立をしっかり

  2. 7

    放送100年特集ドラマ「火星の女王」(NHK)はNetflixの向こうを貼るとんでもないSFドラマ

  3. 8

    維新のちょろまかし「国保逃れ」疑惑が早くも炎上急拡大! 地方議会でも糾弾や追及の動き

  4. 9

    出家否定も 新木優子「幸福の科学」カミングアウトの波紋

  5. 10

    【京都府立鴨沂高校】という沢田研二の出身校の歩き方