福井工大福井監督に聞く 部員150人の面倒見切れますか?

公開日: 更新日:

――高校野球の監督にとって部員の進路の世話は重要です。これだけ部員が多いと負担も大きいのでは?

「まあ、そこをきちんとやらないと生徒は来てくれませんからね。ちゃんと面倒は見ていますよ。昨年は卒業生約50人中、29人が大学に進学、今も野球を続けています。僕もコーチもいろいろな大学を知っているので、お願いさせてもらっています」

――進路の世話が大変なので、部員数を絞る強豪校が増えています。

「来る者を受け入れるのは、ウチの学校の方針ですから。それに(人口の少ない)福井県ですからね。入ってくる子を拒んではいけません。やりたいというのならば、好きなようにやらせるべきです」

――ベンチ入り18人中、県内出身は5人です。福井出身者だけでライバル校に勝つのは難しいのですか?

「福井県は野球が盛んな土地。ソフトボールや軟式野球のチームもたくさんあります。でも、そんなに人口が多くないですからね……。全国で戦うとなると(福井県出身者だけでは)厳しい。もっとも、県外といっても今は近隣県が中心ですよ」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    横浜・村田監督が3年前のパワハラ騒動を語る「選手が『気にしないで行きましょう』と…」

  2. 2

    文春が報じた中居正広「性暴力」の全貌…守秘義務の情報がなぜこうも都合よく漏れるのか?

  3. 3

    マツコが股関節亜脱臼でレギュラー番組欠席…原因はやはりインドアでの“自堕落”な「動かない」生活か

  4. 4

    松井秀喜氏タジタジ、岡本和真も困惑…長嶋茂雄さん追悼試合のウラで巨人重鎮OBが“異例の要請”

  5. 5

    巨人・田中将大と“魔改造コーチ”の間に微妙な空気…甘言ささやく桑田二軍監督へ乗り換えていた

  1. 6

    5億円豪邸も…岡田准一は“マスオさん状態”になる可能性

  2. 7

    小泉進次郎氏8.15“朝イチ靖国参拝”は完全裏目…保守すり寄りパフォーマンスへの落胆と今後の懸念

  3. 8

    渡邊渚“初グラビア写真集”で「ひしゃげたバスト」大胆披露…評論家も思わず凝視

  4. 9

    「石破おろし」攻防いよいよ本格化…19日に自民選管初会合→総裁選前倒し検討開始も、国民不在は変わらず

  5. 10

    大の里&豊昇龍は“金星の使者”…両横綱の体たらくで出費かさみ相撲協会は戦々恐々