開幕戦負け越しの阪神 拙攻拙守で糸井の本塁打もパーに

公開日: 更新日:

 これが甲子園なら、どんな罵詈雑言を浴びせられたことか。

 阪神広島との開幕カードを1勝2敗で負け越し。3試合で被安打36、24失点は、ノーコン投手の22四死球と、野手の8失策も大きな原因だった。2日の試合も5与四死球。七回には1死満塁のピンチに右翼の福留が2点適時エラーをすれば、八回には1死一塁で北條が平凡なゴロをファンブル。失策は記録されなかったものの併殺を取り損ねた。

 昨季阪神の97失策はリーグワースト。10捕逸は同タイ。金本監督はキャンプで守備練習に力を入れるとともに、接戦で1点を取るための重要性も選手に説いた。

 ケース打撃では、1死一、三塁からセーフティースクイズやスクイズ、エンドランのサインをよく出したが、これでは1点の重要性を浸透させる以前の問題。

 1日の球審は、ストライク、ボールの判定が辛かったこともあるが、それにしても13四球はひどい。3試合で8失策の野手は、攻撃ではバントミスはするし、この日は4併殺の拙攻だった。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  2. 2

    マエケンは「田中将大を反面教師に」…巨人とヤクルトを蹴って楽天入りの深層

  3. 3

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  4. 4

    SBI新生銀が「貯金量107兆円」のJAグループマネーにリーチ…農林中金と資本提携し再上場へ

  5. 5

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  1. 6

    陰謀論もここまで? 美智子上皇后様をめぐりXで怪しい主張相次ぐ

  2. 7

    白木彩奈は“あの頃のガッキー”にも通じる輝きを放つ

  3. 8

    渋野日向子の今季米ツアー獲得賞金「約6933万円」の衝撃…23試合でトップ10入りたった1回

  4. 9

    12.2保険証全面切り替えで「いったん10割負担」が激増! 血税溶かすマイナトラブル“無間地獄”の愚

  5. 10

    日本相撲協会・八角理事長に聞く 貴景勝はなぜ横綱になれない? 貴乃花の元弟子だから?