「CM持ってきて」 浮かれるハリルにサッカー協会ゲンナリ

公開日: 更新日:

 W杯アジア最終予選のUAE戦、タイ戦で勝ち点6ゲットにサッカー日本代表ハリルホジッチ監督は大喜び……どころか「テレビやスポーツ紙が監督選手起用ズバリ! と持ち上げるので上機嫌。浮かれまくっているのですが……」と、サッカー担当記者がこう続ける。

「正GKの浦和・西川の調子がイマイチだったので当初、第2GKのG大阪・東口を起用する予定だった。ところが東口がUAE戦前のJリーグで左頬を骨折し、第3GKの川島に頼るしかなかった。その川島がビッグセーブを連発して2試合無失点に貢献した。UAE戦勝利の立役者・G大阪MF今野にしても、クラブでのポジション『中盤の前め』で使ったら、期待以上の好パフォーマンスを発揮してくれた。ラッキーが重なった結果です」

 たとえばタイ戦。スコアこそ4-0とワンサイドだが、シュート本数は日本の12本に対してタイは14本。決定的な局面もタイが上回っていた。試合内容をシビアに検証すれば、とても喜んでいるような場合ではない。

「それでもハリルは結果オーライでうれしくてしょうがない。サッカーファンからの支持も絶大と信じ込み、日本国内での活動をマネジメントしている代理店を通して『認知度の高い私にCMの話を持ってきてほしい』と要求しては、日本サッカー協会関係者たちをゲンナリさせているみたいです」(マスコミ関係者)

 これでW杯予選を突破したら、どこまで増上慢になることやら――。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    立花孝志容疑者を"担ぎ出した"とやり玉に…中田敦彦、ホリエモン、太田光のスタンスと逃げ腰に批判殺到

  2. 2

    阪神・佐藤輝明にライバル球団は戦々恐々…甲子園でのGG初受賞にこれだけの価値

  3. 3

    FNS歌謡祭“アイドルフェス化”の是非…FRUITS ZIPPER、CANDY TUNE登場も「特別感」はナゼなくなった?

  4. 4

    阪神異例人事「和田元監督がヘッド就任」の舞台裏…藤川監督はコーチ陣に不満を募らせていた

  5. 5

    新米売れず、ささやかれる年末の米価暴落…コメ卸最大手トップが異例言及の波紋

  1. 6

    兵庫県・斎藤元彦知事らを待ち受ける検察審の壁…嫌疑不十分で不起訴も「一件落着」にはまだ早い

  2. 7

    カズレーザーは埼玉県立熊谷高校、二階堂ふみは都立八潮高校からそれぞれ同志社と慶応に進学

  3. 8

    日本の刑事裁判では被告人の尊厳が守られていない

  4. 9

    1試合で「勝利」と「セーブ」を同時達成 プロ野球でたった1度きり、永遠に破られない怪記録

  5. 10

    加速する「黒字リストラ」…早期・希望退職6年ぶり高水準、人手不足でも関係なし