マスターズ2日目 “セベの後継者”ガルシア首位タイに躍進

公開日: 更新日:

 92年覇者のF・カプルス(57)にP・ミケルソン(46=04、06、10年)と、歴代チャンピオンが上位に名を連ねる中、スペインのS・ガルシア(37=世界ランク11位)が、69のスコアで回り、通算4アンダーの首位タイに浮上した。

 プロ転向した99年から19年連続出場しているが、コースとの相性はよくない。ベスト10入りは3度で、最高位は04年の4位だ。

 母国スペインでは、11年5月に他界したセベ・バレステロス(80、83年優勝)、94、99年覇者J・オラサバルの後継者といわれているが、メジャータイトルはない。全米オープン3位(05年)、全米プロ2位(99、08年)、07年の全英はP・ハリントンにプレーオフで惜敗。もう一歩のところで届かなかった。若い頃は“エルニーニョ”の愛称で元気がよい半面、性格は短気。アドレスも長く同伴競技者に嫌われていたが、年齢を重ねプレーも落ち着いてきた。

「昨日1アンダーだったので、今日は最低でも1アンダーでプレーしたいと思っていた。1番はピンの位置が難しく、風があり難しかったが、ここでバーディーが取れて落ち着くことができた。そして自信も持つことができた。4番は不幸にもボギーだったが、ボギーはいずれくると思っていたので動揺はなかった」(ガルシア)

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ヤクルトのドラフトは12球団ワースト…「余裕のなさ」ゆえに冒険せず、好素材を逃した気がする

  2. 2

    ソフトバンクは「一番得をした」…佐々木麟太郎の“損失見込み”を上回る好選定

  3. 3

    ヤクルト青木“GM”が主導したバランスドラフトの成否…今後はチーム編成を完全掌握へ

  4. 4

    森下千里氏が「環境大臣政務官」に“スピード出世”! 今井絵理子氏、生稲晃子氏ら先輩タレント議員を脅かす議員内序列と評判

  5. 5

    「汽車を待つ君の横で時計を気にした駅」は一体どこなのか?

  1. 6

    大食いタレント高橋ちなりさん死去…元フードファイターが明かした壮絶な摂食障害告白ブログが話題

  2. 7

    高市首相が狙う悪夢の“強権官邸”復活…安倍時代の再来へ「経産-警察ライン」で恐怖政治

  3. 8

    最終盤の宮城県知事選は仰天の展開! 高市首相応援の現職vs昭恵さん&参政党支援の元自民議員でデッドヒート

  4. 9

    小川晶市長「ラブホ密会」の震源地…群馬・前橋市のナイトスポットで“まさかの声”続出

  5. 10

    タレント出身議員の“出世頭” 三原じゅん子氏の暴力団交遊疑惑と絶えない金銭トラブル