ようやくお目覚め ベイ筒香「92打席目1号」に首脳陣安堵

公開日: 更新日:

 待望の“花火”を甲子園の夜空に打ち上げた。

 27日、DeNAの筒香が阪神戦で今季1号ソロを放った。五回2死走者なしの場面で、藤浪の甘く入った高めの直球をフルスイング。鋭い打球が、バックスクリーン横に突き刺さった。

 淡々とダイヤモンドを一周した筒香だが、その胸の内は安堵一色だったろう。WBCから帰国後は投手の球筋や投げ方の違いに苦しみ、前日まで打率.243、7打点。開幕22試合、92打席目にして、ようやく一発が出た。

 試合には敗れたものの、首脳陣も安堵のため息。坪井打撃コーチは「1本のヒット、1本のホームランで打者は変わる」と、今後の復活を確信。ライバル球団にとっては厄介な打者が目覚めた。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  2. 2

    ドジャース大谷翔平32歳「今がピーク説」の不穏…来季以降は一気に下降線をたどる可能性も

  3. 3

    「おまえもついて来い」星野監督は左手首骨折の俺を日本シリーズに同行させてくれた

  4. 4

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  5. 5

    巨人大ピンチ! 有原航平争奪戦は苦戦必至で投手補強「全敗」危機

  1. 6

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  2. 7

    衝撃の新事実!「公文書に佐川氏のメールはない」と財務省が赤木雅子さんに説明

  3. 8

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  4. 9

    高市首相が漫画セリフ引用し《いいから黙って全部俺に投資しろ!》 金融会合での“進撃のサナエ”に海外ドン引き

  5. 10

    日本ハムはシブチン球団から完全脱却!エスコン移転でカネも勝利もフトコロに…契約更改は大盤振る舞い連発