好調阪神で軒並み停滞 金本チルドレンに2年目のジンクス

公開日: 更新日:

 阪神ファンとすれば、「期待はしているけど、もっとしっかりせえ」というところではないか。

 阪神は5日の広島戦、梅野が七回に適時三塁打を放つなど、逆転勝ちを収め、3連勝で首位広島に1ゲーム差に迫った。

 チームが好調を維持する中で、金本監督が就任1年目から手塩にかけて育てている若手野手たちがいまひとつ、殻を破れないでいる。

 マスコミを通じてよく名前が挙がる5人(高山、北條、原口、中谷、江越)を見ても、この日は上本が初回の守備で負傷したことで途中出場した北條は打率.220、2本塁打、11打点。昨年の新人王を獲得したドラ1・高山も打率.253、1本塁打、5打点。捕手から一塁へコンバートされた原口は.237、2本塁打、11打点でこの日はスタメン落ち。江越は開幕から一軍登録されているが、スタメン出場は一度もなく、4打数無安打。中谷が.269、2本塁打、5打点で多少目立つくらいだ。

 この5人の一軍定着は実質2年目。ライバル球団も研究している。いわゆる「2年目のジンクス」に悩んでいるといっていい。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  2. 2

    ドジャース大谷翔平32歳「今がピーク説」の不穏…来季以降は一気に下降線をたどる可能性も

  3. 3

    「おまえもついて来い」星野監督は左手首骨折の俺を日本シリーズに同行させてくれた

  4. 4

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  5. 5

    巨人大ピンチ! 有原航平争奪戦は苦戦必至で投手補強「全敗」危機

  1. 6

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  2. 7

    衝撃の新事実!「公文書に佐川氏のメールはない」と財務省が赤木雅子さんに説明

  3. 8

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  4. 9

    高市首相が漫画セリフ引用し《いいから黙って全部俺に投資しろ!》 金融会合での“進撃のサナエ”に海外ドン引き

  5. 10

    日本ハムはシブチン球団から完全脱却!エスコン移転でカネも勝利もフトコロに…契約更改は大盤振る舞い連発