「誰もが東京五輪目指すわけでは」 瀬古氏に反論した理由

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■「すぐ欠場する風潮が嫌だった」

 3度目の世界選手権代表の座を勝ち取った昨年の福岡国際マラソンでは、大会2日前に左足首を捻挫。周囲から欠場を促される中、強行出場した。五輪や世界選手権などの選考に関わる大きなレースを重視するあまり、調整不足やケガを理由に出場予定だった大会を欠場する選手も多いが、その傾向にも疑問があるという。

「前々からすぐ欠場する風潮はすごく嫌だった。リストを見ると、招待選手が30人いてもそのうち10人が欠場とかよくあること。『大きなレースのためだったら目の前のレースなんか欠場しても棄権してもいい』と言う人もいますが、それは違うんじゃないか。招待選手で引き受けたからには必ず走らなきゃいけないし、それを楽しみにしてくれている人も大勢いる。ちょっとケガした、出ませんというのはみんなガッカリすると思いますし、それってプロ意識が少ないのかなと。私はプロではありませんが意識だけはプロでいたいので、私はどんなに追い込まれても欠場しない。こんなこと言ったら、またいろんなところから怒られそうですけど(笑い)」

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