則本初回5失点にも指揮官平然 楽天の快進撃いよいよ本物

公開日: 更新日:

 エースの則本が初回、いきなり5点を失った。

 負けゲーム、と割り切っても仕方がない展開でしかし、楽天の梨田監督は「ドラマの幕開けだと思った」と平然と構えていたというのだから、チームの勢いは本物なのだろう。実際、すぐにドラマの幕が開けた。

 二回、「岩手県内やもっと遠くからもたくさんの人が来てくれていた。集中力が切れなかった」と地元岩手出身の銀次が安打で出塁すると、そこから打者一巡11人の猛攻で一挙6得点。終盤に9点を追加し、終わってみれば15-6と大勝した。

 チーム打率.279は12球団トップ。初回以降、得点を許さなかった則本は7回12三振を奪い、野茂(近鉄)が持つ6試合連続2ケタ奪三振のリーグ記録にあと1試合と迫った。その則本が牽引する投手陣もチーム防御率3.06でリーグトップ。貯金16とした楽天の快進撃、勢いだけでは片づけられなくなってきた。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    永野芽郁は疑惑晴れずも日曜劇場「キャスター」降板回避か…田中圭・妻の出方次第という見方も

  2. 2

    紗栄子にあって工藤静香にないものとは? 道休蓮vsKōki,「親の七光」モデルデビューが明暗分かれたワケ

  3. 3

    「高島屋」の営業利益が過去最高を更新…百貨店衰退期に“独り勝ち”が続く背景

  4. 4

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  5. 5

    かつて控えだった同級生は、わずか27歳でなぜPL学園監督になれたのか

  1. 6

    永野芽郁×田中圭「不倫疑惑」騒動でダメージが大きいのはどっちだ?

  2. 7

    佐々木朗希「スライダー頼み」に限界迫る…ドジャースが見込んだフォークと速球は使い物にならず

  3. 8

    第3の男?イケメン俳優が永野芽郁の"不倫記事"をリポストして物議…終わらない騒動

  4. 9

    風そよぐ三浦半島 海辺散歩で「釣る」「食べる」「買う」

  5. 10

    永野芽郁がANNで“二股不倫”騒動を謝罪も、清純派イメージ崩壊危機…蒸し返される過去の奔放すぎる行状