コーチ無視でも打率3割 好調楽天支える2年目茂木の頑固頭

公開日: 更新日:

 開幕から首位をキープしている楽天。チームの数字を見ると、失点数(106)、打率(.267)、防御率(2.97)、本塁打数(35)はリーグトップ。中でも、打力でチームを支えているのが、本塁打数チームトップを走る茂木栄五郎(23)だ。助っ人外国人のペゲーロ(30)と並んで8本塁打。打率も.308でチーム2位。ヒットも量産できる長距離バッターとして注目されている。

 2015年のドラフト3位で楽天に入団した茂木は昨季、新人として開幕一軍を勝ち取ると、117試合に出場し、チーム最高打率(.278)を残した。

 好調の理由を聞くと、「(梨田)監督がどういう意図で自分を1番に起用したのかを考えながら、四球狙いではなくあくまでヒットで塁に出ることを意識しています。そのためにはタイミング負けしないことと、相手が嫌がることは何かを考えて打席に立っている」と落ち着いた口調で話す。

 成績やたたずまいを見れば、チームを引っ張る「主砲」だが、まだ2年目の若手。先輩たちの誘いは断れない立場でもある。しかし、世の中のサラリーマンたちには当たり前の「飲みニケーション」はしない。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    もしやり直せるなら、入学しない…暴力に翻弄されたPL学園野球部の事実上の廃部状態に思うこと

  2. 2

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  3. 3

    永野芽郁は疑惑晴れずも日曜劇場「キャスター」降板回避か…田中圭・妻の出方次第という見方も

  4. 4

    巨人阿部監督が見切り発車で田中将大に「ローテ当確」出した本当の理由とは???

  5. 5

    「高島屋」の営業利益が過去最高を更新…百貨店衰退期に“独り勝ち”が続く背景

  1. 6

    かつて控えだった同級生は、わずか27歳でなぜPL学園監督になれたのか

  2. 7

    JLPGA専務理事内定が人知れず“降格”に急転!背景に“不適切発言”疑惑と見え隠れする隠蔽体質

  3. 8

    「俳優座」の精神を反故にした無茶苦茶な日本の文化行政

  4. 9

    (72)寅さんをやり込めた、とっておきの「博さん語録」

  5. 10

    第3の男?イケメン俳優が永野芽郁の"不倫記事"をリポストして物議…終わらない騒動