巨体揺らし大激走 燕バレンティンはメジャー再挑戦へ血眼

公開日: 更新日:

 4日、西武戦で延長の末に引き分けたヤクルト。0―8と劣勢だったが、反撃の口火を切ったのは主砲のバレンティン(32)だった。

 四回にソロ弾を放つと、2点差にまで追い上げた九回裏2死走者なしの場面では、三遊間へのゴロを打って巨体を揺らしながら大激走。内野安打になるも、右ヒザの裏側を痛めて途中交代となった。病院には行かず、5日は休養するという。

 バレンティンは今オフのメジャー再挑戦を視野に入れている。今年は大谷(日本ハム)や菊池(西武)らの視察のため、多くのメジャースカウトが来日している。誰がどこで見ているかわからないので、常にスカウトへのアピールを意識しているようだ。

 今季にかける思いはバットにも表れている。

 数年前から続けてきた「日替わりバット」のメーカーを一部変更。5月2日の阪神戦から長く使っていた「オールドヒッコリー」をやめ、「ビクタス社」にかえた。現在は「ビクタス社」「マルッチ社」「サムバット社」「SSK社」の4種類のメーカーを使用している。材質は反発力の強い、超ハードな特注の「プレミアムメープル」にこだわっている。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    自民党は戦々恐々…公明党「連立離脱」なら次の衆院選で93人が落選危機

  2. 2

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  3. 3

    俺と巨人ガルベスの大乱闘の一部始終…落合博満さんのヘッドロックには気を失いかけた

  4. 4

    ドジャース佐々木朗希の抑え起用に太鼓判も…上原浩治氏と橋本清氏が口を揃える「不安要素」

  5. 5

    今オフ日本史上最多5人がメジャー挑戦!阪神才木は“藤川監督が後押し”、西武Wエースにヤクルト村上、巨人岡本まで

  1. 6

    侍J井端監督 強化試合メンバー発表の裏に「3つの深謀遠慮」…巨人・岡本和真が当選のまさか

  2. 7

    メジャー今オフにも「二刀流ルール」撤廃の可能性…ドジャース&大谷翔平に他球団のやっかみ集中

  3. 8

    “児童ポルノ”で衝撃逮捕!日本サッカー協会・影山技術委員長の素性…「精神的な負担を抱えていた」の声も

  4. 9

    奈良の鹿愛護会が語った現場のリアル…「シカさんをいじめるな!」の裏に横たわっている大問題

  5. 10

    万博協会も大阪府も元請けも「詐欺師」…パビリオン工事費未払い被害者が実名告発