6試合連続2ケタK 則本メジャー行きは楽天の“既定路線”

公開日: 更新日:

 野茂以来の快挙となった。楽天則本昂大(26)が、25日のオリックス戦でリーグ単独トップの6勝目を挙げた。

 先発して8回126球を投げて10奪三振。連続2ケタ奪三振記録を6試合に伸ばした。これは、1991年の野茂英雄(近鉄)と並んで26年ぶり2人目のプロ野球タイ記録だ。

「記録だとかいろんなものがありましたけど、まずはチームが勝てるようにと思って投げました。監督、コーチに我慢して投げさせてもらったのでうれしいですけど、何より(チームが)勝てたことが一番うれしい」

 試合後の本人はこう謙虚に語ったが、心の奥にはメジャーリーグへの思いを秘めている。楽天の先輩で13年オフに海を渡ったヤンキース田中将大の“信者”として知られ、昨年末にはレンジャーズのダルビッシュ有(30)の自主トレにも参加。昨オフの契約更改で、今季からの3年契約が切れる2019年オフにポスティングシステムによるメジャーリーグ移籍について球団と話し合うことになったという。早ければ2年後のオフにもメジャーに挑戦する可能性がある。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    3年連続MVP大谷翔平は来季も打者に軸足…ドジャースが“投手大谷”を制限せざるを得ない複雑事情

  2. 2

    自民党・麻生副総裁が高市経済政策に「異論」で波紋…“財政省の守護神”が政権の時限爆弾になる恐れ

  3. 3

    立花孝志容疑者を"担ぎ出した"とやり玉に…中田敦彦、ホリエモン、太田光のスタンスと逃げ腰に批判殺到

  4. 4

    最後はホテル勤務…事故死の奥大介さん“辛酸”舐めた引退後

  5. 5

    片山さつき財務相“苦しい”言い訳再び…「把握」しながら「失念」などありえない

  1. 6

    ドジャースからWBC侍J入りは「打者・大谷翔平」のみか…山本由伸は「慎重に検討」、朗希は“余裕なし”

  2. 7

    名古屋主婦殺人事件「最大のナゾ」 26年間に5000人も聴取…なぜ愛知県警は容疑者の女を疑わなかったのか

  3. 8

    阪神異例人事「和田元監督がヘッド就任」の舞台裏…藤川監督はコーチ陣に不満を募らせていた

  4. 9

    高市内閣支持率8割に立憲民主党は打つ手なし…いま解散されたら木っ端みじん

  5. 10

    《もう一度警察に行くしかないのか》若林志穂さん怒り収まらず長渕剛に宣戦布告も識者は“時間の壁”を指摘