不振のドジャース前田 ついにローテ落ちで中継ぎ降格

公開日: 更新日:

 メジャー2年目右腕が、ついに先発失格の烙印を押された。ドジャース前田健太(29)が先発ローテーションから外れて中継ぎ降格を告げられたのだ。

 7日のナショナルズ戦を前に会見したデーブ・ロバーツ監督は不甲斐ない投球が続く前田について「ケンタ(前田)にはしばらくの間、救援役をやってもらう。先発投手の後を背負う役割を考えている」とロングリリーフに回すと説明した。

 今季の前田は2年目のジンクスにはまったか、ここまで10戦で4勝3敗、防御率5.16。3敗目を喫した4日のブルワーズ戦では4回でKOされるなど、直近の3試合で計13イニングしか投げておらず、この間13安打10四死球で8失点と絶不調だった。

 前田はドジャースでは貴重な先発右腕とはいえ、チームにはスターターが豊富。マイナーにも20歳の左腕ウリアスら有望な若手投手が控えている。

 指揮官は「ケンタは調子を取り戻す必要があり、一時的な措置」と話したが、層の厚い先発陣に故障者が出ない限り、前田に再びチャンスが巡ってくることはなさそうだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    2度不倫の山本モナ 年商40億円社長と結婚&引退の次は…

  2. 2

    日本ハムFA松本剛の「巨人入り」に2つの重圧…来季V逸なら“戦犯”リスクまで背負うことに

  3. 3

    FNS歌謡祭“アイドルフェス化”の是非…FRUITS ZIPPER、CANDY TUNE登場も「特別感」はナゼなくなった?

  4. 4

    「ばけばけ」好演で株を上げた北川景子と“結婚”で失速気味の「ブギウギ」趣里の明暗クッキリ

  5. 5

    「存立危機事態」めぐり「台湾有事」に言及で日中対立激化…引くに引けない高市首相の自業自得

  1. 6

    阪神異例人事「和田元監督がヘッド就任」の舞台裏…藤川監督はコーチ陣に不満を募らせていた

  2. 7

    (2)「アルコールより危険な飲み物」とは…日本人の30%が脂肪肝

  3. 8

    西武・今井達也「今オフは何が何でもメジャーへ」…シーズン中からダダ洩れていた本音

  4. 9

    阪神・佐藤輝明にライバル球団は戦々恐々…甲子園でのGG初受賞にこれだけの価値

  5. 10

    高市政権の物価高対策はパクリばかりで“オリジナル”ゼロ…今さら「デフレ脱却宣言目指す」のア然