チーム打率は13連敗巨人以下…8連敗ヤクルトの悲惨な現状

公開日: 更新日:

 タイミングが悪いことに、この日は主砲のバレンティンが右足の故障で登録抹消。復帰時期は未定だが、ある球界関係者は「当面はいないものと扱った方がいい」と言う。

「バレンティンは今季は1年契約。来季はメジャー復帰も視野に入れて移籍先を探していると聞いている。そのためにも今季は成績を残したいところだが、無理をしてケガが悪化したら元も子もない。もともと、サボり癖のある選手。一軍に合流するのは当分先になるのではないか」

 貧打解消のために獲得した新助っ人のグリーンは、ここ3試合で無安打8三振。今では報道陣への対応すら拒否しているのだから、こちらも心配になってくる。主力の小川、畠山、川端も故障で離脱中だ。

 そんなヤクルトがいるからこそ、巨人は13連敗でもいまだ最下位にならずに済んでいる。セ・リーグの連敗記録は1970年にヤクルトがマークした「16」。この調子では巨人よりヤクルトが歴史を塗り替えてもおかしくはない。高橋監督には何の慰めにもならないだろうけど。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    福山雅治「フジ不適切会合」参加で掘り起こされた吉高由里子への“完全アウト”なセクハラ発言

  2. 2

    福山雅治「ラストマン」好調維持も懸案は“髪形”か…《さすがに老けた?》のからくり

  3. 3

    夏の甲子園V候補はなぜ早々と散ったのか...1年通じた過密日程 識者は「春季大会廃止」に言及

  4. 4

    参政党・神谷宗幣代表 にじむ旧統一教会への共鳴…「文化的マルクス主義」に強いこだわり

  5. 5

    【広陵OB】今秋ドラフト候補が女子中学生への性犯罪容疑で逮捕…プロ、アマ球界への小さくない波紋

  1. 6

    福山雅治、石橋貴明…フジ飲み会問題で匿名有力者が暴かれる中、注目される「スイートルームの会」“タレントU氏”は誰だ?

  2. 7

    広陵問題をSNSの弊害にすり替えやっぱり大炎上…高野連&朝日新聞の「おま言う」案件

  3. 8

    桑田真澄が「KKドラフト」3日後に早大受験で上京→土壇場で“翻意”の裏側

  4. 9

    参政党・神谷宗幣代表の「質問主意書」がヤバすぎる! トンデモ陰謀論どっぷり7項目に政府も困惑?

  5. 10

    「時代に挑んだ男」加納典明(38)同年代のライバル「篠山紀信と荒木経惟、どっちも俺は認めている」