二軍戦に登板の日ハム大谷 球宴明けにも「二刀流復帰」か
■医師のゴーサイン
そもそも3月のWBCを辞退したのも野手はともかく、投手としては無理との判断から。これまで大谷の起用法に関して慎重に慎重を重ねてきた日本ハムが、なぜ、今回はいきなり実戦で投げさせるのか。
「右足首はほとんど心配ない。問題は左太ももの肉離れでしたが、こちらも急ピッチで回復しているといいます。つまり大谷の下半身は、周囲が想像する以上に回復しているのです。慎重を期しているため今回は代打での起用でしたが、本来ならDHでフル出場できるくらいの状態とも聞きました」と、さる日本ハムOBがこう言った。
「大谷の両足のケガに関しては、トレーナー管轄どころか、完全に医者マター。これまでは定期的に墨田区の病院に通院して、医師の判断を仰いでいた。今月上旬くらいまでは医師も慎重だったようですけど、最近になってようやくゴーサインが出た。もう、治療や診察に行く必要がなくなったそうで、医者の手を離れたらしい。それで現在は衰えた筋力を元に戻すというか、強化している段階だといいます。かなりハードな筋トレをこなし、ブルペンではもう、ガンガン投げ込んでいるそうです」