代打で同点適時打も ハム大谷“一振り限定起用”いつまで?

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 結果は出した。日本ハム大谷翔平(22)が復帰2打席目に同点適時打となる安打を放った。

 28日のソフトバンク戦。1点を追う五回2死一、二塁の場面で代打出場。フルカウントからの8球目、武田の内角スライダーを詰まりながらも左前に落とした。

 大谷の現在の打率は4割1分4厘。4割打者の近藤が椎間板ヘルニアで離脱したいま、チームで最も期待できるバッターだ。

 本来ならDHでフルに使いたいところだが、全力疾走できないという縛りがあるため、それもできない。したがって、起用は試合の行方を左右するチャンスの代打に限られる。

 起用法はかなり限定されるものの、大谷以上の打者がチームにいないのだから、ベンチに置いて、そのひと振りを有効活用する以外にない。

 昨夜は中盤の同点機にジョーカーを使い、結果も出た。そこから突き放してしかるべきなのに、いまの日本ハムは切り札のひと振りが勝敗に結び付かない。

 同点に追い付いた直後の五回裏に今宮の一発で再び勝ち越される。中田の適時二塁打で同点に追い付いた八回は、またしても直後にデスパイネの本塁打で突き放された。

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