二軍戦に登板の日ハム大谷 球宴明けにも「二刀流復帰」か

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 常識で考えれば、あり得ない話ではないか。

 日本ハムの栗山監督が29日、大谷翔平(22)を7月1日のイースタン・リーグ西武戦に登板させることを明らかにした。

「状態は良さそうなので、ファームで投げさせます。投げれば、前に進む。打つ、振る、投げることに関してはできているので、細かい部分をチェックしたい」とは栗山監督だ。

 大谷は右足首痛の影響で、今季は実戦での登板がまだない。野手として開幕を迎えたものの、4月8日に左太もも裏側の肉離れ。2カ月半戦列を離れ、今月23日に一軍登録されたばかりだ。

 復帰したとはいえ、代打で2試合に出場しただけ。DHとしてフル出場しないのも、まだ、下半身が万全でないからだといわれていた。

 下半身に不安を抱えたまま投げれば、患部をかばおうとしていきおい、上体に頼ったフォームになる。投手の生命線ともいうべき肩や肘を痛める可能性すら生じる。そんなことは首脳陣も百も承知だろうに、なんだって投手としての復帰を急ぐのか。

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