そろそろ? 錦織に貼られた「棄権のケイ」のレッテル

公開日: 更新日:

「ケイは、そろそろじゃないか?」

 現地ではこんな声が出ているそうだが、それも当然だろう。

 4大大会のひとつ、ウィンブルドンに出場している錦織圭(27=世界ランク9位・第9シード)は、2回戦でセルジー・スタホフスキー(31=ウクライナ=同122位)をセットカウント3―1で退けた。炎天下での試合時間は3時間15分。わずか71分で勝った1回戦とは対照的な「タフな試合だった」(錦織)。

 3回戦の相手は第18シードのロベルト・バウティスタ(29=スペイン=同19位)。錦織は「相手のストロークがしっかりしているから、長いラリーになると思う」と予想している。こちらも厳しい試合になりそうだが、現地で「そろそろじゃないか?」と言われているのは体調不良による棄権のことだ。

 昨年の今大会は、左脇腹痛で4回戦途中で棄権。一昨年も1回戦途中に痛めていた左ふくらはぎの治療を受けながら3時間22分の接戦を制したものの、2回戦は棄権している。

■芝での棄権は15年から5大会連続

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  2. 2

    国分太一問題で日テレの「城島&松岡に謝罪」に関係者が抱いた“違和感”

  3. 3

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  4. 4

    片山さつき財務相の居直り開催を逆手に…高市首相「大臣規範」見直しで“パーティー解禁”の支離滅裂

  5. 5

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  1. 6

    小林薫&玉置浩二による唯一無二のハーモニー

  2. 7

    森田望智は苦節15年の苦労人 “ワキ毛の女王”経てブレーク…アラサーで「朝ドラ女優」抜擢のワケ

  3. 8

    臨時国会きょう閉会…維新「改革のセンターピン」定数削減頓挫、連立の“絶対条件”総崩れで手柄ゼロ

  4. 9

    阪神・佐藤輝明をドジャースが「囲い込み」か…山本由伸や朗希と関係深い広告代理店の影も見え隠れ

  5. 10

    阪神・才木浩人が今オフメジャー行きに球団「NO」で…佐藤輝明の来オフ米挑戦に大きな暗雲