経験ゼロの稲葉氏に一本化 侍J監督“本命4人”消えた理由

公開日: 更新日:

 元日本ハム稲葉篤紀氏(44)で一本化された侍ジャパンの次期監督には当初、原辰徳巨人監督(58)が有力視されていた。巨人監督12年でリーグ優勝7回に日本一3回、09年の第2回WBCでも世界一を果たした実績と経験が評価され、複数のメディアが「最有力候補」と報じていた。

「しかし、あのスキャンダルがネックになった。12年に発覚した例の『1億円不倫問題』です。自らの醜聞をもみ消すために、1億円もの大金を素性の怪しい人間に支払った。次の侍ジャパン監督は、2020年東京五輪野球日本代表監督を兼ねる。実績や経験は群を抜いていても、果たして地元開催の五輪という大舞台で指揮を執るのにふさわしいのかと、主にアマチュア側から原さんの就任に難色を示す声が出たと聞いています。巨人監督在任中にチームに蔓延した野球賭博の問題も大きかった。五輪の代表監督となれば、いろいろと蒸し返されることもあるでしょう。それを懸念したのか、当初はヤル気満々だった本人も、最近は一気にトーンダウンしているという話が巨人内に広まっていました」(巨人関係者)

■中畑氏は「本当はやりたくない」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    山崎まさよし、新しい学校のリーダーズ…“公演ドタキャン”が続く背景に「世間の目」の変化

  2. 2

    ドラフト目玉投手・石垣元気はメジャーから好条件オファー届かず…第1希望は「日本ハム経由で米挑戦」

  3. 3

    ソフトバンクに激震!メジャー再挑戦狙うFA有原航平を「巨人が獲得に乗り出す」の怪情報

  4. 4

    米価暴落の兆し…すでに「コメ余り」シフトで今度こそ生産者にトドメ

  5. 5

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  1. 6

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  2. 7

    大富豪の妻と離婚でファン離れ? イケメン既婚者俳優ディーン・フジオカの気になる今後

  3. 8

    自民×維新は連立早々に“成田離婚”も? 政策も理念も、「政治とカネ」に対する意識も、政治姿勢もバラバラ

  4. 9

    山崎まさよし公演ドタキャンで猛批判 それでもまだ“沢田研二の域”には達していない

  5. 10

    首相補佐官に就く遠藤敬氏に世間は「Who?」…維新の国対委員長が連立政権「キーマン」のワケ