救援不安の巨人 “イップス”沢村復帰リミットまであと10日

公開日: 更新日:

「かなり前から球場の端から端までの遠投は行っていることから、右肩の故障は癒えている可能性は高い。それならなぜ、なかなか実戦登板に至らないのか。相手の頭にぶつけてしまったことで、イップス疑惑がささやかれているんです」(球界関係者)

■リミットを過ぎれば“今季戦力外”

 慎重に調整を進めてきた沢村は、7月末になってようやくシート打撃に登板。先月に視察した鹿取GMは「8月半ば」の昇格プランを明かしたが、ここを「リミット」とも話している。要するに、そこまでに一軍に合流できなければ、今季は“戦力外”ということになる。

「遠投をやっているのに試合で投げられないのは、肩の故障以外の理由と考えるのが自然。イップスは精神的なもの。打者相手に投げる試合になると、さらなる問題が生じる可能性がある。仮に一軍合流が間に合ったとしても、昨季のような働きをアテにするのは酷かもしれません」(前出の関係者)

 村田ヘッドコーチは「一軍にいるといないとでは大違い」と復帰を心待ちにしているが、リミットまで、あと10日余りである。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人がソフトB自由契約・有原航平に「3年20億円規模」の破格条件を準備 満を持しての交渉乗り出しへ

  2. 2

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  3. 3

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  4. 4

    日吉マムシダニに轟いた錦織圭への歓声とタメ息…日本テニス協会はこれを新たな出発点にしてほしい

  5. 5

    巨人正捕手は岸田を筆頭に、甲斐と山瀬が争う構図…ほぼ“出番消失”小林誠司&大城卓三の末路

  1. 6

    「おこめ券」でJAはボロ儲け? 国民から「いらない!」とブーイングでも鈴木農相が執着するワケ

  2. 7

    SBI新生銀が「貯金量107兆円」のJAグループマネーにリーチ…農林中金と資本提携し再上場へ

  3. 8

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    「ばけばけ」苦戦は佐藤浩市の息子で3世俳優・寛一郎のパンチ力不足が一因