ようやく今季初勝利 ロッテ石川歩を悩ます“豆腐メンタル”

公開日: 更新日:

 侍メンバー“最後の砦”が勝った。

 13日のDeNA戦に先発したロッテ石川歩(29)。七回まで114球を投じて被安打7、1失点で今季初勝利を挙げた。

 ここまで6試合に先発して0勝6敗、防御率6.12。お立ち台でマイクを向けられた石川は、これまでの内容を振り返り、「今までクソみたいなピッチングばかりで、本当に迷惑をかけてすみませんでした」と謝罪。「打ってくれた野手と(女房役の)田村に感謝したい」と語った。

 昨季、最優秀防御率投手(2.16)に輝いた実績から3月のWBCメンバーに選出されたが、戻ってからは散々。連敗街道は開幕4戦目の日本ハム戦に始まり、先発3試合目で二軍落ち。5月下旬に昇格するも、WBCメンバーの先発陣でただひとり勝ち星のない投手だった。

 首脳陣やナインに言わせると、これまで苦戦した大きな要因は「豆腐メンタル」。自分に自信が持てず、結果が出ないと、とことん落ち込む性格なのだ。お立ち台で「ここから石川投手の活躍を期待しても?」というインタビュアーの質問に、「どうでしょうか……」とうつむいた姿が象徴的だ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    世良公則氏やラサール石井氏らが“古希目前”で参院選出馬のナゼ…カネと名誉よりも大きな「ある理由」

  2. 2

    国分太一が社長「TOKIO-BA」に和牛巨額詐欺事件の跡地疑惑…東京ドーム2個分で廃墟化危機

  3. 3

    浜田省吾が吉田拓郎のバックバンド時代にやらかしたシンバル転倒事件

  4. 4

    “お荷物”佐々木朗希のマイナー落ちはド軍にとっても“好都合”の理由とは?

  5. 5

    「いま本当にすごい子役」2位 小林麻央×市川団十郎白猿の愛娘・堀越麗禾“本格女優”のポテンシャル

  1. 6

    幼稚舎ではなく中等部から慶応に入った芦田愛菜の賢すぎる選択…「マルモ」で多忙だった小学生時代

  2. 7

    「徹子の部屋」「オールナイトニッポン」に出演…三笠宮家の彬子女王が皇室史を変えたワケ

  3. 8

    TOKIO解散劇のウラでリーダー城島茂の「キナ臭い話」に再注目も真相は闇の中へ…

  4. 9

    新横綱・大の里の筆頭対抗馬は“あの力士”…過去戦績は6勝2敗、幕内の土俵で唯一勝ち越し

  5. 10

    フジテレビ系「不思議体験ファイル」で7月5日大災難説“あおり過ぎ”で視聴者から苦情殺到