OBの助言とは正反対 NPBは侍J強化を稲葉監督に丸投げ

公開日: 更新日:

「コーチは気の合う仲間じゃない方がいい。プロ意識というか、監督をサポートしてくれる人。指導経験なしというコーチでは困るんじゃないか。(五輪までに)一緒に育ってというんではね。経験豊富なベテランというか、自分にない部分を補ってくれる人じゃないとね。五輪はスタッフが少ないから苦労する。オレのときはミスターと相談して来てくれた(高木)豊や大野がカバーしてくれて本当に助かった」

 大野氏も日刊ゲンダイの記者にこう言った。

「コーチになる人は、ある程度の指導経験は必要でしょう。投手継投は後手後手になると厳しい。投手が危険信号を発した時にいかに先手を打ち、最少失点に抑えるか。そのための継投が大事になってくるからね。五輪はWBCとは同じ野球ではあるけれど、違うものだと考えた方がいい。審判はさまざまな国のアマの人たちがやる。ストライク、ボールの判定、牽制、クイックの(ボークの)取り方など、いろんな違いが出てくる。何があっても慌てず驚かないことが大事ですよね」

 今春のWBCメンバーの一人も「特に投手コーチは経験がある人じゃないとダメ。投手継投はただでさえバタバタしがちだから」と言っている。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    U18高校代表19人の全進路が判明!プロ志望は7人、投手3人は中大に内定、横浜高の4人は?

  2. 2

    中日についてオレが思うことを言っちゃおう。一向に補強もせず、本当に勝ちたいのだろうか

  3. 3

    錦織圭と西岡良仁の不調に共通する難題…男子テニスの〈パワー・精度〉は爆発的向上している

  4. 4

    森保JのW杯に大いなる不安…三笘薫は「突破力に陰り」、伊東純也は「完治しない故障」

  5. 5

    私のスケジュールを大公開…やっぱりゴルフが好きでなければ続けられません

  1. 6

    15年前に“茶髪&へそピアス”で話題だった美人陸上選手は39歳、2児のママ…「誹謗中傷もあって病んだことも」

  2. 7

    自民元議員・和田政宗氏が参政党に露骨なスリ寄り…宮城県知事選で政策協力、過激政策に“偽情報拡散”の懸念

  3. 8

    小泉今日子は商才もピカイチ! 還暦からの「自分がやりたいこと」を実現させる“先立つもの”の備え方

  4. 9

    司から竹内組長へ…山口組はどう変わるのか

  5. 10

    「時代に挑んだ男」加納典明(45)勝新太郎との交友「図体や印象より、遥かに鋭利なものを持っていた」